【2026年最新】韓国のSNS利用者数・利用時間データまとめ|カカオトーク・Instagram・YouTube・TikTok全網羅

はじめに|韓国マーケティングの「数字の裏取り」を1ページで

韓国向けの企画書やレポートを作るとき、「韓国のSNSは何がどれだけ使われているのか」の最新データを探すのは意外に手間がかかります。現地調査会社の発表は韓国語で、しかも調査月ごとに数値が更新されるためです。

本記事は、ソウル・釜山に現地法人を構える韓国特化マーケティングチーム「InFluK(インフラック)」が、韓国のアプリ分析会社WiseApp・Retail(와이즈앱・리테일)などの公式発表・現地報道をもとに、韓国の主要SNS・アプリの利用者数(MAU)・利用時間・世代別データを日本語で一覧化したものです。すべての数値に調査時点と出典を明記しています。

 

本記事のデータは、

出典(本記事URL)を明記いただければ、企画書・記事・資料への引用を歓迎します。

データは現地の新しい調査発表に合わせて定期的に更新していく予定です。

各プラットフォームの具体的な攻略法は

【2026年版】韓国マーケティング完全ガイド」で解説しています。

 

30秒でわかる韓国のアプリ・SNS勢力図【2026年版】

まず全体像です。韓国人が最も使うアプリの上位は、次のようになっています。

 

ポイントは3つです。第一に、カカオトークは人口の9割超が使う事実上のインフラであること。第二に、YouTubeが利用者数でカカオトークに肉薄し、使用時間では全アプリ中1位であること(後述)。第三に、NAVERが検索・ポータルとして4,400万人超を維持していることです。

 

韓国マーケティングは、この「カカオトーク・YouTube・NAVER」の国民アプリ3強を土台に、SNSを組み合わせる構造で考えると整理しやすくなります。

なお、調査会社によって数値は多少異なります。たとえばモバイルインデックス(모바일인덱스)の2024年11月調査ではYouTube(4,635万人)がカカオトーク(4,539万人)を上回り1位でした。本記事では原則としてWiseApp・Retailの数値で統一し、異なる場合は明記します。

 

SNSアプリの利用者数ランキング【2025年12月時点・歴代最大更新が続出】

メッセンジャー(カカオトーク)を除いたSNSアプリのMAUランキングです。

Instagramは人口の半数超が利用:2025年2月時点の調査では、InstagramのMAU2,644万人は前年比8.7%増で、総人口約5,119万人の約51.7%に相当すると報じられました。その後も増加が続き、2025年12月に2,758万人で歴代最大を更新しています。

成長組と衰退組が明確:Instagram・TikTok・Pinterest・Threads・Xが増加する一方、Facebook・BANDは減少傾向が続いています。特にThreadsは2025年に前年比132.5%増を記録した時期もある急成長アプリで、Instagramとの連携運用が注目されています。

Instagramの利用実態・アルゴリズム・企業事例の詳細は

【2026年版】韓国Instagramマーケティング完全ガイド」で解説しています。

 

利用時間ランキング|「数」のカカオトーク、「時間」のYouTubeとショート動画

利用者数と利用時間では、まったく違う景色が見えます。

 

1人当たり月平均使用時間(SNSアプリ、2025年8月、WiseApp・Retail調査)

カカオトークは利用者数こそ最大ですが、「用件が済んだら閉じる」アプリのため滞在時間は短く、ショート動画系(TikTok・Instagramリール)が可処分時間を握っていることが分かります。若年層が友人との会話をカカオトークからInstagramのDMへ移す現象も現地で報告されています。

 

YouTubeは別格:韓国人のYouTube視聴は2025年2月時点で1日平均140分を超え、日曜は150分超と報じられています。総使用時間では月間1,136億分(2026年1〜5月平均)と、2位のNetflix(約56億分)の約20倍という圧倒的な規模です。

マーケティング上の含意はシンプルです。

「リーチを取るなら国民アプリ3強、時間(没入)を取るならYouTubeとショート動画」という使い分けが、2026年の韓国メディアプランの基本形になります。

ショート動画・ライブ配信を購買につなげる設計は

韓国ライブコマース最前線|プラットフォーム別成功戦略ガイド」を参照してください。

 

世代別データ|10〜40代はInstagram1位、BANDは中高年アプリに

WiseApp・Retailの2025年6月調査によると、世代別のSNSアプリ利用者数は次の傾向を示しています。

 

  • 10代:Instagramが1位(412万人)。若年層ではInstagramが事実上の標準SNS
  • 20代・30代:Instagramが1位
  • 40代:Instagramが1位。前年まで1位だったBANDから交代し、「Instagramは若者のもの」という前提が崩れた象徴的な変化
  • 50代・60歳以上:BANDが依然強いものの、Instagramが2位に浮上

 

同調査では、世代別の使用時間でもInstagramが最も長いと報告されています。つまりInstagramは「全世代アプリ化」が進行中で、40代以下をターゲットにする限り、Instagramを外したSNS戦略は組みにくい状況です。逆に50代以上を狙う場合はBAND・NAVERカフェ・YouTubeの比重が上がります。

NAVERカフェ・ブログを使ったコミュニティ攻略は

NAVER「知識iN・カフェ・ブログ」を束ねる三位一体戦略」で解説しています。

 

データから読む、2026年の韓国マーケティング5つの示唆

数字を施策に翻訳すると、次の5点に集約されます。

 

  1. カカオトークは「広告面」ではなく「CRM基盤」:滞在時間は短くても、全国民に確実に届くプッシュ経路はカカオトークだけです。友だち追加とメッセージ配信を軸にした顧客維持に向いています
  2. 認知とエンゲージメントの主戦場はInstagram×ショート動画:利用時間上位をリール・TikTokが占める以上、縦型ショート動画を作れない企業は可処分時間の争奪戦に参加できません
  3. YouTubeは「時間」を独占する第2の検索エンジン:1日140分超の視聴時間は、商品理解・比較検討のコンテンツをYouTubeに置く価値を示しています
  4. Facebookを前提にした戦略は見直しの時期:日本ではまだ一定の存在感がありますが、韓国では減少傾向が明確で、若年層への到達手段としては優先度が下がっています
  5. 50代以上はBAND・カフェという「日本にないチャネル」:シニア向け商材では、日本の常識にないプラットフォームの理解が成否を分けます

カカオトークをCRM・販促に使う具体策は

【2026年最新】カカオトーク活用法」で解説しています。

 

FAQ|韓国のSNSデータに関するよくある質問

Q1. カカオトークはSNSに含まれないのですか?

A. 調査上はメッセンジャーとして扱われることが多く、WiseApp・RetailのSNSランキングでも集計回によって含む場合と含まない場合があります。本記事では「国民アプリ3強(カカオトーク・YouTube・NAVER)」と「SNSアプリ」を分けて整理しています。

  

Q2. LINEは韓国で使われていないのですか?

A. ほとんど使われていません。韓国のメッセンジャーはカカオトークがほぼ独占しており、日本のLINE前提のコミュニケーション設計は韓国では通用しません。

 

Q3. 調査会社によって数値が違うのはなぜですか?

A. パネル構成や推計方法が異なるためです。WiseApp・Retail、モバイルインデックスなどで順位が入れ替わることもあります。資料に使う際は「どの調査の何月時点か」を必ず併記することをおすすめします。

 

Q4. このデータは商用資料に引用できますか?

A. 本記事を出典として明記(可能であれば本記事へのリンクを設置)いただければ、引用を歓迎します。なお一次出典はWiseApp・Retailほか各調査会社ですので、正式なレポート等では一次出典の併記が確実です。

 

Q5. データはいつ更新されますか?

A. 現地調査会社の定期発表に合わせて、四半期を目安に本記事の数値を更新していく予定です。

 

まとめ|数字が示す韓国SNSの「3層構造」

2026年の韓国のデジタル環境は、次の3層で捉えると明快です。

 

  • インフラ層:カカオトーク(4,823万人)・YouTube(4,678万人)・NAVER(4,409万人)——全国民に届く土台
  • エンゲージメント層:Instagram(2,758万人・歴代最大)とTikTok・リール——可処分時間と話題化の主戦場
  • コミュニティ層:BAND・NAVERカフェ・Threads・X——世代や関心で刺さり方が変わる補完チャネル

 

どの層のどのアプリに、どの順番で投資するか。

この設計を商材とターゲットに合わせて最適化することが、韓国マーケティングの出発点です。

 

InFluKは、韓国ソウル・釜山に現地法人を構え、メンバーの3割が韓国人、半数が韓国語ネイティブレベルで対応できる韓国市場専門のマーケティング支援チームです。本記事のようなデータに基づいたメディアプラン設計から、NAVER・Instagram・YouTube・カカオトークの運用実務までワンストップでご支援しています。「自社の商材なら、どのチャネルにどう投資すべきか」を知りたい方は、ぜひ一度InFluKまでお気軽にご相談ください。

 

韓国マーケティング InFluKのサービスページはこちら:https://influk.bwell.jp/

※本記事の数値は各調査会社の発表時点のパネル推計値です。最新値・正確な定義は各一次出典をご確認ください。

 


 

参照