はじめに|「韓国人観光客は単価が低い」は、いまの市場を見誤る
「韓国人観光客は近場から来るので、消費単価が低い」
インバウンド事業者の方と話していると、いまだにこのような声を聞くことがあります。しかし、2026年時点のデータを見ると、この見方だけでは訪日韓国人市場の実態を捉えきれません。
観光庁の2025年暦年速報では、訪日外国人全体の旅行消費額は9兆4,559億円と過去最高を記録しました。そのなかで韓国は、中国・台湾・米国に次ぐ消費額4位の市場となっています。
韓国人旅行者の1人当たり旅行支出は約10.5万円と、訪日全体平均よりは低い水準です。一方で、訪日者数の多さ、リピーター比率の高さ、年に複数回訪れる旅行スタイルによって、韓国市場は「単価」だけでなく「総額」と「継続来訪」で捉えるべき市場になっています。
本記事では、ソウル・釜山に現地法人を構えるInFluKが、訪日韓国人の消費トレンドを8つのデータから整理し、宿泊・飲食・小売・地方観光事業者が今すぐ取り組むべき施策を解説します。
1. 訪日韓国人の消費総額は過去最高水準へ
2025年の訪日韓国人旅行消費額は9,864億円となり、過去最高水準に達しました。訪日外国人全体の消費額が9兆4,559億円まで伸びるなか、韓国は全体の10.4%を占める重要市場です。
さらに、2026年1〜3月期の観光庁速報では、訪日外国人全体の旅行消費額は2兆3,378億円となり、韓国は台湾に次ぐ消費額2位に入っています。この伸びを支えている主な要因は、次の3つです。
1つ目は、訪日者数そのものの増加です。2025年の訪日韓国人数は約946万人となり、過去最高を更新しました。
地理的な近さに加え、地方空港への直行便拡充が来訪機会を広げています。
2つ目は、円安による「日本旅行のお得感」です。
韓国国内でも物価上昇が続くなか、日本での買物・外食・宿泊に対して、相対的に割安感を持つ旅行者が増えています。
3つ目は、リピーターによる継続的な来訪です。
韓国人旅行者は「一度きりの大型消費」よりも、「年に複数回、目的を変えて訪れる」傾向が強い市場です。そのため、短期的な客単価だけでなく、年間LTVで捉えることが重要になります。

2. 客単価約10.5万円の内訳|宿泊・買物・飲食がバランスよく伸びる
訪日韓国人の1人当たり旅行支出は、2025年時点で約10.5万円です。
訪日全体平均の約22.9万円と比べると低く見えますが、これは韓国市場の価値が低いという意味ではありません。
韓国は日本との距離が近く、短期滞在・高頻度来訪が多い市場です。そのため、欧米豪のように1回の旅行で長期滞在し、高額な宿泊費・交通費を使う市場とは消費構造が異なります。
訪日韓国人の支出は、大きく見ると以下の3領域に分散しています。
- 宿泊費
- 飲食費
- 買物代
特徴的なのは、中国人観光客のような「買物偏重」でも、欧米豪観光客のような「長期滞在・体験偏重」でもなく、宿泊・飲食・買物が比較的バランスよく発生する点です。
この構造は、B2B事業者にとって大きなチャンスです。たとえばホテルであれば、宿泊費だけでなく朝食・ラウンジ・館内土産・周辺店舗との連携で追加消費を作れます。飲食店であれば、単価の高いコースだけでなく、写真を撮りたくなる一品料理や追加注文しやすい小皿メニューが有効です。
韓国市場では、「1回の高額消費を狙う」よりも、「滞在中の複数接点で少しずつ単価を積み上げる」設計が成果につながりやすいのです。
3. リピーターが消費を押し上げる|N차 여행世代の存在感
訪日韓国人市場を理解するうえで欠かせないキーワードが、韓国語の「N차 여행」です。
「N차」とは「N回目」という意味で、日本語にすると「何度目かの旅行」「リピーター旅行」に近い表現です。韓国では、東京・大阪・福岡などの定番都市を一度訪れたあと、2回目、3回目以降の日本旅行で別の地域や目的を探す人が増えています。
このリピーター層には、初訪日者とは異なる消費傾向があります。
まず、観光名所を回るだけでは満足しません。現地のスーパー、ドラッグストア、ローカル飲食店、商店街、温泉地、地方都市のカフェなど、「日本人の日常」に近い体験を求めます。
次に、買物の目的が明確です。なんとなく土産を買うのではなく、「韓国では買いにくい商品」「日本で買ったほうが安い商品」「SNSやNAVERブログで見た商品」をリスト化して来店する人も多くなっています。
さらに、地方への関心も高まっています。Skyscannerの旅行トレンド調査では、韓国から旭川市への検索が前年比476%増となり、定番都市から地方都市へ関心が広がっていることが示されています。(やまとごころ.jp|インバウンドで地域を元気にするメディア)
事業者にとって重要なのは、韓国人観光客を「初めて来る人」としてだけ扱わないことです。すでに日本旅行に慣れている人に向けて、リピーター限定特典、季節別キャンペーン、会員施策、2回目以降に楽しめる商品設計を用意することで、継続的な売上につながります。
4. 2026年トレンド①|買物は「土産」から「機能・実用」へ
2026年の訪日韓国人の買物行動では、「日本らしい土産」だけでなく、帰国後の生活で使える商品への関心が高まっています。
Paykeの2026年1月インバウンド注目度急上昇商品分析でも、訪日韓国人の消費行動に変化の兆しが見られるとされています。特に、旅行中に見つけた商品をその場で試し、帰国後の生活に取り入れるような実用型の買物が注目されています。(Payke(ペイク)|訪日外国人利用率No.1アプリ)
具体的には、以下のようなカテゴリが相性のよい領域です。
- 日本製の調理器具・キッチン雑貨
- 調味料・だし・茶類など、自宅で再現できる食品
- 日本コスメ・スキンケア商品
- 機能性食品、プロテイン、サプリメント
- 収納用品、生活雑貨、文具
- 韓国SNSで話題化しやすい限定商品

ここで重要なのは、商品そのものよりも「使い方の文脈」を伝えることです。
たとえば、単に「人気商品」と書くよりも、「韓国の自宅でも日本の朝食を再現できる」「旅行中のむくみ対策に使いやすい」「帰国後も毎日使える」といった具体的な利用シーンを韓国語で示すほうが、購買につながりやすくなります。
小売店やメーカーは、韓国語POP、NAVER向け記事、Instagramリール、韓国人インフルエンサーによる使用シーン紹介を組み合わせることで、単なる認知ではなく「買う理由」を作ることができます。
5. 2026年トレンド②|小都市シフトと体験消費
2026年の訪日韓国人市場で特に注目したいのが、小都市・地方都市への関心の高まりです。
これまで韓国人旅行者の訪日先は、東京・大阪・福岡・札幌・京都などの定番都市が中心でした。しかし、リピーターが増えるにつれて、「まだ行ったことのない日本」「混雑していない地域」「ローカル感のある体験」へのニーズが高まっています。
Skyscannerの調査では、海外から日本の地方都市への検索数が複数国で大きく伸びており、韓国からは旭川市への検索が前年比476%増となりました。背景には、自然、地域文化、混雑回避、直行便などのアクセス改善があります。(やまとごころ.jp|インバウンドで地域を元気にするメディア)
韓国人旅行者に刺さりやすい地方コンテンツには、次のようなものがあります。
- 温泉街での滞在
- 地元スーパー・市場巡り
- ローカル列車・地方空港を使った旅程
- 季節限定の花・雪・紅葉・祭り
- 古民家・旅館・グランピング
- 地元食材を使った飲食体験
- ペット同伴宿泊やファミリー向け宿泊
地方事業者にとっては、大手旅行会社だけに頼らず、韓国語で「その地域に行く理由」を発信することが重要です。NAVERブログ、Instagram、YouTube Shorts、韓国OTA、Trip.com Koreaなどを組み合わせ、検索前・比較中・予約直前のそれぞれで接点を作る必要があります。
6. 2026年トレンド③|決済方法の多様化
訪日韓国人向けの受け入れ体制で、見落とされやすいのが決済環境です。
韓国はキャッシュレス決済が非常に浸透している国です。そのため、現金しか使えない店舗では、購入をためらう旅行者も少なくありません。特に若年層や個人旅行者は、クレジットカード、モバイル決済、海外対応カードを使い分けながら旅行しています。
日本側の店舗で最低限整えておきたいのは、以下の3つです。
- クレジットカード対応
- 主要QRコード決済対応
- 店頭での決済対応ブランドの明示
さらに韓国人観光客を強く取り込みたい店舗では、KakaoPayやNaver Payなど、韓国人に馴染みのある決済手段への対応も検討価値があります。
決済対応は、単なる利便性の問題ではありません。
SNSやレビューでは、「カードが使えた」「韓国語案内があった」「決済がスムーズだった」といった体験が好意的に共有されます。
逆に、「現金のみ」「支払い方法がわかりにくい」といった不満は、来店前の離脱要因になります。
客単価を上げたい店舗ほど、商品力や接客だけでなく、購入直前のストレスを減らす設計が重要です。
7. 業種別|訪日韓国人の客単価を上げる施策
ここからは、業種別に訪日韓国人の消費単価を高める施策を整理します。
ホテル・旅館
ホテル・旅館では、宿泊単価だけでなく「滞在中消費」をどう作るかが重要です。
朝食ビュッフェ、ラウンジ、館内売店、地域のお土産販売、貸切風呂、記念日プランなどを韓国語でわかりやすく訴求することで、追加購入につながります。
また、韓国人旅行者は口コミや写真を重視します。客室、朝食、温泉、周辺観光地まで含めて、予約前にイメージできる写真素材を十分に用意することが大切です。
有効な施策は以下です。
- 韓国語の館内案内・FAQ整備
- 朝食・温泉・ラウンジの写真訴求
- 2泊以上の連泊特典
- 周辺飲食店・観光地とのセット提案
- 韓国OTAやTrip.com Koreaでの情報最適化
- NAVERブログ・Instagramでの宿泊体験発信
飲食店
飲食店では、韓国語メニューの有無が来店率に直結します。
単に料理名を翻訳するだけでなく、写真、辛さ、量、アレルゲン、人気メニュー、注文方法まで伝えると、初めての店舗でも安心して注文できます。
韓国人旅行者は「失敗したくない」という意識が強いため、店頭やGoogleマップ、NAVER上で事前にメニューが確認できる状態にしておくことが重要です。
有効な施策は以下です。
- 写真付き韓国語メニュー
- 人気メニューランキング
- 小皿・追加注文しやすいメニュー設計
- Instagram投稿しやすい盛り付け
- Googleマップ・NAVERブログ向け口コミ導線
- 支払い方法の事前表示
小売・ドラッグストア・百貨店
小売では、「韓国人がなぜその商品を買うのか」を理解した売場づくりが必要です。
ただ商品を並べるだけではなく、「韓国で人気」「日本限定」「旅行中に使える」「帰国後も使える」といった購買理由を明確に提示することで、まとめ買いにつながります。
有効な施策は以下です。
- 韓国語POPの整備
- 人気商品ランキングの掲出
- 機能性食品・コスメ・生活雑貨の特設棚
- 免税・決済方法のわかりやすい案内
- 韓国人インフルエンサーによる来店導線
- NAVER検索を意識した商品紹介記事
観光地・体験施設
観光地や体験施設では、初訪日者向けの「定番観光」だけでなく、リピーター向けの差別化が必要です。
韓国人旅行者は、すでに東京・大阪・福岡などを経験している人も多いため、「ここでしかできない体験」「韓国語で安心して参加できる体験」「写真や動画で共有したくなる体験」を設計することが重要です。
有効な施策は以下です。
- 韓国語予約ページ
- 韓国語ガイド・音声案内
- 体験の所要時間・アクセス・服装の明記
- 雨天時でも楽しめる代替案
- 写真撮影スポットの設計
- 韓国人KOLを活用した事前認知施策
地方DMO・自治体
地方DMOや自治体にとって、韓国市場は非常に相性のよいターゲットです。
韓国から日本は距離が近く、週末旅行や短期旅行でも地方都市を訪れやすいからです。さらにリピーター層は、定番都市以外の「まだ知られていない日本」を探しています。
有効な施策は以下です。
- 韓国語のモデルコース作成
- 空港・駅からのアクセス情報整備
- NAVER検索を意識した観光記事
- 韓国人インフルエンサーの招聘
- 地元飲食店・宿泊施設との共同キャンペーン
- 季節イベントに合わせた短期集中プロモーション
8. 2026年内に注意すべき変動要因
訪日韓国人市場は堅調ですが、2026年内に消費行動へ影響を与える可能性がある要因もあります。
円安・為替変動
円安は、韓国人旅行者にとって日本旅行の割安感を高める要因です。買物、飲食、宿泊に対して「韓国よりもお得」と感じる場面が増えれば、旅行意欲と消費額の押し上げにつながります。
ただし、急激に円高へ振れた場合は、買物単価や旅行頻度に影響する可能性があります。小売・宿泊・地方観光事業者は、為替に依存しすぎず、商品価値や体験価値を伝える施策を並行して進める必要があります。
日本側・韓国側の物価上昇
日本側の物価上昇は、旅行中の割安感を弱める可能性があります。一方で、韓国側でも外食費や生活費の上昇が続けば、「日本旅行のほうが満足度に対して安い」と感じる旅行者も出てきます。
価格競争だけでなく、価格に見合う体験・品質・ストーリーをどう見せるかが重要になります。
宿泊税・観光税の動向
一部自治体では、宿泊税や観光関連費用の見直しが進んでいます。こうした費用は旅行者にとって小さな金額でも、予約時の印象に影響する可能性があります。
宿泊施設や地域事業者は、料金上昇を単なる負担に見せるのではなく、地域の快適な観光環境づくりやサービス向上とセットで伝えることが大切です。
よくある質問
Q1. 訪日韓国人の客単価は他国と比べて低いですか?
はい、訪日全体平均と比べると低い水準です。ただし、韓国市場は距離の近さ、訪日者数の多さ、リピーター比率の高さが特徴です。1回あたりの単価だけでなく、年間の来訪頻度や継続的な売上で見ることが重要です。
Q2. 2026年に伸びやすい買物カテゴリは何ですか?
日本コスメ、機能性食品、調味料、キッチン用品、生活雑貨、文具などが伸びやすいカテゴリです。
特に「韓国の生活に持ち帰って使える商品」は、土産需要だけでなく実用需要として購入されやすくなっています。
Q3. N차 여행とは何ですか?
N차 여행とは、韓国語で「N回目の旅行」を意味します。訪日旅行においては、2回目、3回目以降のリピーター旅行を指す文脈で使われます。定番観光地だけでなく、地方都市、温泉、ローカル飲食店、日常体験への関心が高い層です。
Q4. 韓国人観光客向けに韓国語対応は必須ですか?
必須ではありませんが、韓国語対応がある店舗や施設は、来店前の不安を減らしやすくなります。特にメニュー、決済方法、アクセス、予約方法、アレルゲン、利用ルールは韓国語で整備しておくと効果的です。
Q5. KakaoPayやNaver Payへの対応は必要ですか?
すべての店舗で必須ではありません。ただし、韓国人観光客を重点的に取り込みたい小売店、飲食店、観光施設では、対応している決済手段を増やすことで購入直前の離脱を減らせます。少なくとも、利用可能なクレジットカードやQR決済を店頭・Web上で明示することをおすすめします。
まとめ|訪日韓国人市場は「低単価」ではなく「高頻度・高継続」で捉える
訪日韓国人市場は、1人当たりの旅行支出だけを見ると、欧米豪や中国市場に比べて低く見えるかもしれません。
しかし、実際には訪日者数が多く、リピーター比率が高く、年に複数回訪れる旅行者も多い市場です。2025年の訪日韓国人旅行消費額は9,864億円に達し、2026年1〜3月期も韓国は消費額上位市場として存在感を高めています。
事業者が今すぐ取り組むべきポイントは、次の5つです。
- 客単価だけでなく、年間LTVで韓国市場を捉える
- 宿泊・飲食・買物の複数接点で消費を積み上げる
- N차 여행層に向けて、リピーター向け体験を設計する
- 小都市・地方都市の魅力を韓国語で発信する
- 決済・メニュー・予約導線の不安をなくす
訪日韓国人向けの集客では、単に韓国語に翻訳するだけでは成果につながりません。韓国人旅行者がどのように検索し、比較し、予約し、現地で購入するのかを理解したうえで、導線全体を設計する必要があります。
訪日韓国人の消費トレンドを踏まえた商品設計、接客最適化、NAVERプロモーション、韓国インフルエンサー施策でお困りでしたら、ソウル・釜山に現地法人を構えるInFluKにご相談ください。
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https://influk.bwell.jp/contact/
参照
– インバウンド消費動向調査2025年暦年(速報)及び10-12月期(1次速報)の結果について(国土交通省|観光庁)
https://www.mlit.go.jp/kankocho/news02_00071.html
– 재팬코리아데일리「일본 방문 외국인 수 및 소비액, 2025 상반기 사상 최고치 경신」
https://www.jk-daily.co.kr/news/articleView.html?idxno=31177
– 한국경제「2025 해외여행 결산, 한국인에게 인기있는 해외여행지는?」 (2025/12)
https://www.hankyung.com/article/202512166494K
– 한국경제「가는 곳마다 온통 한국어만 들려…일본, 또 역대급 깜짝」 (2025/11)
https://www.hankyung.com/article/202511218204g
– 트립닷컴 한국「여행트렌드 리포트 2026」
https://kr.trip.com/guide/info/travel-trends.html
– 위키트리「내년엔 여기 가겠네…작년보다 검색량 476% 오른 2026 여행지 1위」
https://www.wikitree.co.kr/articles/1090585
– 호텔앤레스토랑「일본 골든위크 여행 트렌드」
https://www.hotelrestaurant.co.kr/news/articleView.html?idxno=21716
– 나무위키「일본/관광/현황」
https://namu.wiki/w/%EC%9D%BC%EB%B3%B8/%EA%B4%80%EA%B4%91/%ED%98%84%ED%99%A9
– 여행을말하다「2026년 일본 여행 시 절대 피해야 할 시기」
https://www.telltrip.com/overseas-travel/japan-travel-2026-peak-seasons-tax-hike/
– DataReportal「Digital 2025: South Korea」
https://datareportal.com/reports/digital-2025-south-korea
– 株式会社Payke プレスリリース「訪日韓国人の消費行動に変化の兆し!2026年1月インバウンド注目度急上昇商品分析」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000074.000022289.html
– アイ・エヌ情報センター「【2026年4月最新】訪日外国人の旅行消費額の推移」